一期一会

一つ一つの出会いが楽しみの元

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庭の花のご披露です。

 今年の桜は開花宣言こそ早かったものの、その後寒さが戻ったりして、花のほうでも咲いていいものやら悪いものやら迷ったようで、なにやらパッとしない感じでした。

いつも行くお花見コースも行きあぐねて、結局うちの前に咲いている大きな桜の木を居間から眺めるお花見で終わってしまいました。

そして花の散る時期に入り連日花吹雪です。

道路の側溝のふたの上には幾重にも花びらが寄せ集まって、次第にごみと化していくのは見るに堪えがたく、昨日は1時間以上かけてそれを掃き集めて45㍑入りのポリ袋いっぱいにして、今朝のごみ収集でもっていってもらいました。
あともう2回くらい清掃が必要と、葉の出だした桜の木を眺めています。

桜が咲く時期というのは植物たちの開花の時期でもあるらしく、周りを眺めたら結構色々な花がさいていました。

それを集めたのが下の写真です。  


春の花


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贅沢な一日


先日歌川国芳を見て感激した話を書きましたが、今月はそれ以上に衝撃の「これぞ暁斎!」という河鍋暁斎(かわなべきょうさい)の展覧会を渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムに見に行ってきました。

とてもユーモアに満ちた楽しい絵ばかりで、会場で借りたオーディオガイドは落語家の春風亭昇太の説明もこれまでの硬いガイドとは違い、絵の雰囲気にぴったりです。

IMG_0908 暁斎展


これらの作品が日本になくイスラエル・ゴールドマンという人のコレクションであるということはちょっと残念です。

鴉の絵、鍾馗の絵、達磨大師の絵など日本では多い素材なのですが、彼ならではの軽妙さと単純化した線がとてもユニークです。
特に鍾馗が地獄の餓鬼をサッカーでもしているように蹴り上げている図などは思わず笑ってしまいます。
「これぞ暁斎!」というこの展覧会の題名にぴったりの絵です。

暁斎は幕末から江戸にかけて活躍した浮世絵師であり日本画家です。なんと先日見た国芳に師事していたこともあるそうです。どうりで似ているはずです。

ウイキペディアによると以前は「狂齋」の号を使っていてその後「暁斎」に改め、戯画や風刺画を多く残しています。

とにかく楽しい展覧会でした。

展覧会の後は東急デパート本店前のパン屋のレストラン「VIRON」でゆっくりランチを食べて(この店はパリのレストランを思わせるつくりでとてもいい雰囲気です。フランス産の小麦粉を使ったバゲットが売り物の店。確かに外はパリパリ、中しっとりのおいしいパンでした。)

一休みしたらまた元気が出てついでに「ル・シネマ」で上映の「ヨーヨー・マと旅するシルクロード」というドキュメンタリー映画を鑑賞。

世界的なチェリストのヨーヨー・マが商業的なコンサートとは別に音楽の世界ではマイナーな活動をしている演奏家たちと交流して気持ちよさそうにチェロを弾いている姿が印象的です。
内戦で苦しい生活を強いられているシリアの難民の子どもたちとの交流やイラン、中国などの民族楽器を演奏する音楽家たちとの演奏はCDなどではわからない雰囲気が伝わって、見てよかったという感想を持ちました。

こんな風に展覧会と映画を一日のうちにこなす体力が戻ってきた自分がうれしいです。

その嬉しさにのって帰りには花屋さんの店先に並んでいた小さなバラを買ってしまいました。
「BABYLON  EYES」という原種に近い感じのかわいいバラです。



IMG_0901 新入りのバラ






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歌川国芳展

 ご近所の友人たちと枝垂れ桜で人気の府中市の東郷寺にでかけました。
立派な山門の前には大きな枝垂桜が3本咲いており見事な景色です。

東郷寺

今年は気象庁のあまりにも早い開花宣言は、天候の不順で大外れ。
まだソメイヨシノは咲こうか咲くまいか迷っている風情です。

そんな中でのこの枝垂桜は桜を待ちわびている人をひきつけてたくさんの人が見物に来ていました。

桜見物の後は府中市美術館に「歌川国芳—21世紀の絵画力」という展覧会を見に行きました。

最近は伊藤若冲、河鍋暁斎などの従来の概念を打ち破る斬新な日本画に人気が集まっているようですが、歌川国芳もそのひとりのように思います。

水野忠邦の天保の改革で江戸の庶民は「質素倹約、風紀の粛清」と楽しみを奪われ、くさくさしているところへ、国芳が幕府に対する精一杯の皮肉の効いた作品を次つぎに発表して人気を博したそうです。

悪政に対する風刺を浮世絵にこめて描いた作品は現代の私たちの気分をもすかっとさせてくれるものがありました。
その中でも印象に残った作品をガイドブックから引き写してお見せします。

IMG_0881.jpg
これは曲亭馬琴の「椿説弓張月」の内容を描いたものです。
平安の武将源為朝が平清盛を打つための舟で都を目指すが、嵐に襲われ妻の白縫が海の神に身をささげるが荒らしは収まらず、為朝も観念して腹を切ろうとしたときにかつて為朝が仕えていた讃岐院の使者である天狗たちが現れ、舟を立て直し、為朝を押しとどめる。
一方、別の舟に乗っていた為朝の子舜天丸と家来の紀平次が岩にあたって海に投げ出された。
そこに巨大なワニザメが現れ二人を背中に乗せて見知らぬ島に送り届ける。
そのワニザメには先に自刃した家臣夫妻の魂が乗り移っていたからという。
三つの場面の上の方にそのワニザメが異様な大きさで描かれているが、これは国芳が外国の本の中の鰐や、トカゲ、恐竜などの図から想像して描いたもので、それにしてもすごい迫力で見る者を惹きつけます。

ほかにも国芳は怪物や得体のしれない動物や人を描いているですが、いずれも何となくユーモラスで好感が持てます。
国芳

役者絵や擬人化したいろいろな動物、とくに猫が好きだったらしくそれらがユーモラスに、しかし緻密に描いてあってじっくり眺めるととても楽しくなります。
もう一回ゆっくり見直してもいいと思うくらい気に入ってしまいました。




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うらく会 3月

 三月は釣り釜という特殊なお釜を使ってのお遊びです。

もともとは農家などの囲炉裏で使っていたものからヒントを得て考えられたものだそうです。

天井に蛭釘が打ってありそこから長い鎖で炉の中に届くようにつりさげます。

火にあおられて揺らぐ様子が陽炎や風を簡易させることから春を演出するお釜です。

私は裏千家十五代家元の鵬雲斎好みの三瓢釜(さんぴょうがま)というものを使っています。
お釜の形が瓢、そして釻付きに二つ瓢がついていて「三瓢」というわけです。

このお釜が出ると「ああ、もう春なのね。炉もあとひと月で終わるんだわ。」となんとなく寂しさを感じます。
やはり、お茶は炉の季節こそほっこり楽しめるのではないかと思います。

今月の床花は木五倍子と椿・玉之浦です。

お菓子は菓匠清閑院の「菜の花しぐれ」。

今日も和やかに一日を楽しみました。

三月のうらく会




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早春の多摩川へ

 ご近所の友達とたまには多摩川方面に出かけて見ようと言うことになり、上野毛の五島美術館&多摩川の小さな旅を実行してきました。

小さな旅と銘打つには訳があります。
東急東横線は渋谷での乗り場がとても面倒になり、これを避けるために、あえて目黒からバスに乗って上野毛というコースを選択しました。

所要時間約50分。時間に制限がないし、シルバーパスなのでいくら乗っても無料というのが年寄りの強みです。

見慣れない町並みをキョロキョロと眺めているうちに上野毛駅前に到着。
五島美術館の本日の展観物は「中国の古陶」。

静かな館内は唐や明の時代の華麗な陶器がゆったりと並べられています。

ここでも先日トーハクで見たのとよく似た三彩のザクロ香合がありました。

この美術館はちょっとでもしゃべると係員がやってきて「お静かに!」と注意されてしまいます。
確かにしゃべるのは周りに迷惑かもしれないけど、同行者にちょっと説明したくなるのが人間。

「少ない展観物に1000円も入場料を取っていて、妙に気取った雰囲気は気にくわないね。」と友達とぶーたれながら、でも気を取り直して庭園へおりました。

入場前に庭園を通り抜けて、二子玉川にでられると言うことを確かめてあったので、ゆっくり辛夷や椿、サンシュユ、ミツマタの花などを楽しんで庭園内を散策しました。

大きな灯籠越しには二子玉川ライズのビルが見えています。


早春の庭園

土曜のお昼時で二子玉川ライズは若いファミリーで賑わっていました。

その喧噪を抜けて玉堤通りをこえて兵庫島へ。

このあたりは子どもが小さい頃によく出かけた場所で、食事をした「富士観会館」は今や高層マンションに様変わり。

まわりもマンションだらけで風景はすっかり変わってしまいましたが、河原は今も変わらず、大勢の人が休日の午後を楽しんでいます。

二子玉川兵庫島

土手には花大根や菜の花などが彩りを添えていました。

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