一期一会

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最近読んで面白かった本

K2


図書館で借りてきた本ですが、全461ページの厚い単行本なのにあまりのおもしろさにあっという間に読み切ってしまいました。

K2というのはパキスタンと中国の国境にある、世界でエヴェレストについで高い8611メートルの険しい山です。

これまでに多くの登山家が挑戦し登頂に成功した人はいるものの、その下山の途中で命を落とす人が多い、とても難しい山だそうです。

この非情の山に挑んだ5人の女性の物語をアメリカの女性ジャーナリストがつずったものです。

 

なぜ人は山に登るのか? それはそこに山があるからという有名な言葉がありますが、確かに登山というものは人を引き付ける魅力があります。

 

私も高校時代から近くの山に登り始め、世界の名山といわれるヨーロッパアルプス、カナディアンロッキー、ニュージーランドの山のトレッキング、そしてヒマラヤトレッキングなどを経験しましたが、高所登山にまでは手を出しませんでした。しかし、一応山登りの楽しさは知っているつもりです。

 

しかし、エヴェレストに挑んだ人たちの登頂記、植村直己の記録など読んで、自分ではできないことをどのようにして成功させたかということに関してとても興味があります。

 

この本に書かれている女性たちは多くのことを犠牲にしながら、山に取りつかれ高みに登ることを最高の喜びと感じて果敢に8000メートル級の高山に挑戦しています。

 

大腿骨骨折という大けがをしながら、その痛む足を松葉づえを使っても高所登山をしたワンダ・ルトキヴィッチをはじめとする女性登山家たちの壮絶な登山の記録はまさに手に汗握る物語でした。

結局登頂に成功はしたものの、その下山中に滑落した人、力尽きて亡くなった人、その後別の高みに挑戦して遭難した人など、5人の女性はすべて山に命をささげてしまいました。

 

アニー・ペック・スミスという人の言葉が印象的です。

一番の喜びは、さまざまに異なる完璧な動作を、高尚な景観と、わくわくするような雰囲気の中でおこなうことにある。山々が挑戦状を差し出している。クライマーたちはそれにこたえて一人ごちる。「私が征服してやる、私がやってやる」 と。

 

 

 

Comment

険しそう! 

この美しい姿がK2ですか。
険しそうな山ですね。
私は柔な人間ですので、マラソンと山登りとは(変な並べ方?)無縁な身ですが、
見晴らす景色には憧れがあります。
山の魅力は、そこまでのご苦労を吹き飛ばすほどのものなのでしょうね。

私にとっての「K2」はスキー板でした。
この山からとった名前だったのでしょうか。
ちょっとお値段がはって若い頃の憧れでした。

ピメントさん
着物でしたから、カメラは持ちませんでした。疲れました~
  • posted by クリス 
  • URL 
  • 2009.11/08 16:55分 
  • [Edit]

クリスさんありがとうございます 

お疲れなのにコメントありがとうございます。

着物は本当にくたびれますね。
あの脱いだ時の解放感はたとえようもないほどの快感ですね。

山の頂上を征服した時の快感には比べようもないでしょうけど。

K2 

私の「K2」もスキーの板です。まだスキーを始めたばかりの頃でK2は上手い人達が履いていたので恐れ多くて買えなかったような記憶があります。(かなり昔なので確かではないけど・・・)
今のところまだ山にはあまり興味のない私には「K2」から連想するのはトニー・ザイラーかな?

たこぴーさん コメントありがとう 

私はスキーはやらないので、K2というスキー板があるということは知りませんでした。
そういえばスキー用品と登山の道具には山の名がついているものが多いわね。

それにしても、トニー・ザイラーを連想するなんて、あなたって結構古い人?

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